高尾回想記
29日の話。
朝5時に起きて、7時に友達と待ち合わせをして出発。
高尾山までは3時間半ぐらいだったかな。
途中、コンビニでおにぎりを食べながら休憩を取った。
朝日を浴びた空気がすごく気持ち良かった。
途中、何度か険しい登り坂があったけど、坂を登った時に見えた景色が綺麗だった。
そんな景色に出会った時に、一人じゃなくて良かった、感動を分け合える人がいて良かったなって思うね!
高尾山に着いてから、山の麓にある蕎麦屋さんで昼食を取った。
その蕎麦がしっかりコシと風味があってめちゃくちゃ美味しかった!
「さ、美味しい蕎麦も食べたし、そろそろ帰りますか!」
「オイッ!」
って、そんなボケとツッコミをしたりしながら、体力を少し回復してから高尾山登山へ。
何度も言うけど、登山をする前からヘトヘトなのは俺らだけ(笑)
お坊さんが修行をしてたと言う、高尾の登山道の中では荒いと言われるコースをチョイス。
当日の天気は予報ではずっと曇りで、降水確率は40パーセントだったんだけど、実際はほとんど雲がなく、澄み渡る青空でした。
狭い登山道にキラキラと木漏れ日が揺れていて、心が落ち着いて行く。
途中で止まって、リュックに入れてる水を飲む。
すごく美味しかった。
下山してくる登山客と「こんにちは」の言葉を交わしながら歩を進める。
こうして俺らは人生でどれだけの人とすれ違ったんだろう。
山で交わす一言の挨拶だけで色んなことを考える。
無関心になっちゃ淋しいよね。関係なくはないんだ。
また明日から、すれ違う一つ一つを大切にしようってそんな事を考えながら、見ず知らずの人たちと挨拶を交わす。
そんな事を考えたりしながらいつの間にか頂上へ。
高尾山はそんなに高い山ではないけど、パノラマに広がる景色を見るとそれなりに達成感はある。
たくさんの山がそこから見えて、その向こうにはうっすらと富士山が見えた。
そうやって目の前の山を一つ一つ越えて行くのが人生だ。
その山の上からの景色や、山の向こうにある景色を見たくて、いつでも胸を焦がすんだ。
出会う景色や物事の中でどれだけの事を学べるだろう。
俺はそんな人生を生きたいと思う。
下山をして、他愛なない話をしながら、麓で男二人、温かい酒まんじゅうを食べた。
「さぁ!帰るか!」
気合いを入れ直して、また自転車にまたがる。
帰り道は本当にヘトヘトだった。
ガクガクしてる足で、漕ぐ、漕ぐ、漕ぐ。
汗でシャツがびっしょり。
体力を残さずにゴールをしようと提案。
最後の数キロは本当に全力で漕いだ。
体力を使いきりゴール。
もうガクガクのヘトヘト。
やり遂げた!
すごく満足だった!
毎日一生懸命生きようと思ってるけど、やっぱりどこか甘えてる自分が情けなくて、いつも自分と戦い続けてる。
今年が終わる前に何かやりたいと思って、友達に提案したら賛同してくれた。
別に何でも良かったんだ。
ただ“思いきり”が出来て良かった!
付き合ってくれた友達にも感謝だ。
さて、来年はどこに行こうか!
ではまた!
お疲れ様です
登山と人生は同じようなものです。
苦労してたどり着いた、登った頂点の景色は、苦労したその人にしかわからない、最高の世界が広がっています
努力した分、報われる(^O^)
人生でも、そうですよね苦労した分、幸せになる(^_^)v
これからも一生懸命生きたいですね