昨日はひな祭りでした。

あと、俺の友達の命日でした。

高校の同級生だったんだけど、心臓の病で10年前に亡くなりました。

それからしばらくして「星のこころ」と言う曲を作りました。

「幾つもの出逢い そして同じように 幾つもの別れ
だけど僕の心に生き続けるものがある

嫌なことばかりが続く そんなついてない時は
やっぱり逃げ出したくもなるけど、
一つ違うことと言えば 自分の命投げ出す
そんな選択肢は もう僕の中にはない」

あれから10年。

俺はお前に恥じない生き方が出来てるだろうか。

生きてることに甘えてないか。

そんなことを思った。

そいつの妹から、久しぶりに昨日メールがあった。

どうしても納得出来ない報告だった。

あれから10年、今度はそいつの妹も同じ病になり闘ってると言う。

本当に人生は不平等だ。

誰にぶつければいいか分からない怒りにも似た悲しみだけが沸き上がる。

「これがもしも運命ならば 神がもしもいるのなら
何を試しているのでしょうか
何を奪って 何を与える?」

そいつが大阪の病院に入院してた時、「手紙」って曲と「千羽鶴」って曲も作って、テープに入れて送ったことがある。

どこで披露する訳でもなかった。

だからもうあまり覚えてもない。

こうしてその頃のことを綴ってると、俺が歌ってた意味を改めて思い出す。

人は無力だ。

だけど出来ることもある。

きっとそうだよね。

それではまた明日。